法令【2級】 PR

問題5 法令(労働安全衛生法)【2級管工事】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2級管工事施工管理技士 実施試験の問題5には、労働安全衛生法の穴埋め問題が出題されます。

過去問を分析していると、出題傾向が高い法令条文箇所があることに気が付きました。

労働安全衛生法の対策

「法律」と聞くと拒絶反応を示す方も、多くいますが…下記の数十の条文を覚えれば「問題5 労働安全衛生法」の対策は完了です!

暗記するべき数値

  1. 2m以上の作業には「作業床の設置」「安全帯を取付ける設備」「照明の確保」が必要。
  2. 1.5mをこえる箇所での作業には、昇降設備を配置
  3. 移動はしごは、幅30cm以上・設置角度75度以下 とする。
  4. 3m以上の高所から物体を投下する際、投下設備を設ける。
  5. 室内に設ける通路には、高さ1.8m以内に障害物を置かない
  6. 架設通路は、勾配30度以下とする。また、勾配15度を超える場合は、踏みさん等の滑り止めを設ける。
  7. 足場は、幅40cm以上 床材のすき間3cm以下とする。また高さ85cm以上の手摺を設置する。
  8. ガスの容器は、温度40度以下に保つこと。
  9. 酸欠とは、酸素濃度18%未満の状態である。
  10. 手掘りによる掘削について
    (1)砂からなる地山、 勾配35度以下 高さ5m未満
    (2)崩壊しやすい地山、勾配45度以下 高さ2m未満
    (3)岩盤等の堅い地山、勾配90度以下 高さ5m未満

解答のルール

  1. 「○○○」を選任しなければならない
    ⇒『作業主任者
    事業所に常時10人以上…と言う文言があれば『安全衛生推進者
  2. 「○○○」を行わなければならない
    ⇒『特別の教育
  3. 「○○○」を修了した者
    ⇒『技能講習

となっております。

上記の「数値」「解答ルール」を暗記することで、高い部分点を得ることが可能になります。また2級管工事施工管理技士 実地試験(労働安全衛生法)については、選ぶべき選択欄がありますので安心ください。

「特別の教育」とは

令和元年度2級管工事施工管理技士の実地試験において、掲示板で「特別の教育」の解答が話題になっていたので調べてみました。

労働安全衛生法第59条第3項

(安全衛生教育)
事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。

電子政府の総合窓口【イーガブ】

労働安全衛生法に記載されている条文は「特別の教育」です。

問題が“「労働安全衛生法」に定められている語句”となっているので、「特別教育」「安全衛生教育」だと減点対象になってしまう可能性がありますね。

減点されるかどうか?については、採点者しか分からないことなので正確な答えは分かりません。

実地試験の問題4・5どちらを選択した方がいいか?

2級管工事施工管理技士 実地試験の「問題4:バーチャート工程表作成」と「問題5:労働安全衛生法」はどちらかを選択解答する問題となっております。

実施試験の勉強として、どちらにも対応出来るように勉強しておくことは合格確率を少し上げることになるかもしれませんが…中途半端な勉強となってしまう懸念も残ります。ですから得意な問題を勉強し、しっかりと得点できるようしましょう。

各問題の特長は…

  • 「問題4:バーチャート工程表作成」
    ⇒バーチャート工程表の作成方法をしっかりと身に着けることで満点を狙える問題。その代り身に着けるまでに、長い勉強期間が必要!
  • 「問題5:労働安全衛生法」
    ⇒これから教える数十個の条文を覚えることで、部分点を狙う問題。数十個の条文なので、短期間の勉強で暗記が出来る。

まずどちらの問題が自分に合っているか確認し、勉強期間と相談し、どちらの勉強を進めるか決めましょう。

“労働安全衛生法”に関する過去問題

2級管工事施工管理技士 実地試験の『労働安全衛生法』に関する過去問を確認して行きましょう。

平成30年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記述しなさい。

〔設問1〕建設工事現場における、労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている語句又は数値を選択欄から選択して記入しなさい。

  1. 事業者は、手掘りによる  A  からなる地山の掘削の作業を行うときは、掘削面のこう配を35度以下とし、又は掘削面の高さを5m未満としなければならない。
  2. 事業者は、足場(一側足場及びつり足場を除く)における高さ  B  m以上の作業場所に設ける作業床は、幅40cm以上とし、床材間のすき間は3cm以下としなければならない。
  3. 事業者は、移動はしごを使用するときは、  C  の取付けその他転位を防止するために必要な措置を講じなければならない。
  4. 事業者は、屋内に設ける通路の通路面から高さ  D  m以内に障害物を置いてはならない。

【選択欄】
岩盤、堅い粘土、砂、1、1.5、1.8、2、手すり、すべり止め装置

〔設問2〕建設工事現場における、安全衛生に関する文中、     内に当てはまる語句を記述しなさい。

  1. 事業者は、高温多湿作業場所で作業を行うときは、労働者に透湿性・通気性の良い服装を着用させたり、塩分や水分を定期的に摂取させたりして、  E  症予防に努めなければならない。

解答 A:砂、B:2、C:すべり止め装置、D:1.8、E:熱中
・A,B,Dは「暗記すべき数値」より解答を導き出せます。Cについては、「手すり」か「すべり止め装置」二択に絞れます。Eについては、建築業界にいれば“当たり前”に正解できる問題です。

平成29年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕建設工事現場における、労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている語句又は数値を選択欄から選びなさい。

  1. 事業者は、作業所内で使用する脚立については、脚と水平面との角度を  A  度以下とし、折りたたみ式のものにあっては、脚と水平面との角度を確実に保つための金具等を備えなければならない。
  2. 事業者は、常時労働者の数が10人以上50人未満の事業場には  B  を選任し、安全管理者と衛生管理者の行う業務を担当させなければならない。
  3. 掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削(ずい道及びたて坑以外の坑の掘削を除く。)の作業を行う場合は  C  を選任しなければならない。
  4. 事業者は、移動式クレーンを用いて作業を行うときは、移動式クレーンの運転者及び玉掛けをする者が当該移動式クレーンの  D  を常時知ることができるよう、表示その他の措置を講じなければならない。

【選択欄】
安全衛生推進者、主任技術者、75、80、定格荷重、作業主任者、専門技術者、統括安全衛生管理者、傾斜角

〔設問2〕建設工事現場における、労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値を記入しなさい。

  1. 事業者は、架設通路については、こう配を  E  度以下としなければならない。ただし、階段を設けたもの又は高さが2m未満で丈夫な手掛を設けたものはこの限りでない。

解答 A:75、B:安全衛生推進者、C:作業主任者、D:定格荷重、E:30
・Eは「暗記すべき数値」、B,Cは「解答のルール」より解答を導き出せます。Aについては、数値が2種類しかないので「75」か「80」二択に絞れます。Dについては、“常時知ることができるよう”と記載があるので「定格荷重」か「傾斜角」二択に絞れます。

平成28年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕建設工事現場における、労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値を記入しなさい。

  1. 事業者は、高さが  A  m以上の箇所で作業を行う場合において、労働者に安全帯を使用させるときは、安全帯等を安全に取り付けるための設備等を設けなければならない。
  2. 事業者は、可燃性ガス及び酸素を用いて行う金属の溶接作業に使用するガス等の容器の温度を、  B  度以下に保たなければならない。

〔設問2〕建設工事現場における、安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている用語を選択欄から選びなさい。

  1. 事業者は、石綿等が使用されている建築物の解体等の作業に係る業務に労働者を就かせるときは、当該労働者に対し、当該業務に関する衛生のための  C  を行わなければならない。
  2. 事業者は、明り掘削の作業を行う場合において、運搬機械等が転落するおそれのあるときは、  D  者を配置し、その者にこれらの機械を  D  させなければならない。
  3. 事業者は、型枠支保工の組立て作業については、当該作業に従事する労働者の指揮などを行わせるために、  E  を選任しなければならない。

【選択欄】
安全講習、技能講習、特別の教育、監視、警備、誘導、作業主任者、主任技術者、専門技術者

解答 A:2、B:40、C:特別の教育、D:誘導、E:作業主任者
・A,Bは「暗記すべき数値」、C,Eは「解答のルール」より解答を導き出せます。Dについては、「監視」「警備」「誘導」の三択に絞れますが…例文を見ればなんとなく「誘導」と解答を導くことができるような気がします。

平成27年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕建設工事現場における労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値を解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、架設通路については、こう配を  A  度以下としなければならない。ただし、階段を設けたもの又は高さが2m未満で丈夫な手掛を設けたものはこの限りでない。
  2. 事業者は、高さが  B  m以上の箇所で作業を行うときは、当該作業を安全に行うため必要な照度を保持しなければならない。

〔設問2〕建設工事現場における労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている用語又は数値を選択欄から選び、解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削(ずい道及びたて坑以外の坑の掘削を除く。)の作業を行う場合は、  C  を選任しなければならない。
  2. 事業者は、屋内に設ける通路については、通路面から高さ  D  m以内に障害物を置いてはならない。
  3. 事業者は、つり上げ荷重1トンの移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務は、都道府県労働局長の当該業務に係る免許を受けた者又は都道府県労働局長の登録を受けた者が行う当該業務に係る  E  を修了した者その他厚生労働省令で定める資格を有する者でなければ、当該業務に就かせてはならない。

【選択欄】
1.5、1.8、2.0、安全管理者、作業主任者、作業責任者、特別の教育、技能講習、安全研修

解答 A:30、B:2.0、C:作業主任者、D:1.8、E:技能講習
・A,B,Dは「暗記すべき数値」、C,Eは「解答のルール」より解答を導き出せます。

平成26年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値を解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、使用する移動はしごについては、丈夫な構造とし、材料は著しい損傷や腐食等がないものとしなければならない。
    また、その幅は  A  cm以上とし、すべり止め装置の取付けその他転位を防止するために必要な措置を講じなければならない。
  2. 事業者は、手掘りにより、砂からなる地山の掘削の作業を行う場合は、掘削面のこう配を  B  度以下とし、又は掘削面の高さを5m未満としなければならない。

〔設問2〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている用語を選択欄から選んで解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、常時10人以上50人未満の労働者を使用する建設業の事業場にあっては、  C  を選任し、その者に安全衛生に係る業務を担当させなければならない。
  2. 事業者は、型枠支保工の組立て又は解体の作業については、  D  を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮等を行わせなければならない。
  3. 事業者は、作業床の高さが10m以上の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務については、都道府県労働局長の登録を受けた者が行う当該業務に係る  E  を修了した者でなければ、当該業務に就かせてはならない。

【選択欄】
安全衛生推進者、作業主任者、主任技術者、専門技術者、総括安全衛生管理者、技能講習、特別の教育

解答 A:30、B:35、C:安全衛生推進者、D:作業主任者、E:技能講習
・A,Bは「暗記すべき数値」、C,D,Eは「解答のルール」より解答を導き出せます。

平成25年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められている数値を解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、高さが  A  m以上の箇所で作業を行うときは、当該作業を安全に行うため必要な照度を保持しなければならない。
  2. 事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素の濃度を  B  %以上に保つように換気しなければならない。

〔設問2〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められている用語を選択欄から選び、解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削(ずい道及びたて杭以外の坑の掘削を除く。)の作業を行う場合は  C  を選任しなければならない。
  2. 事業者は、労働者の数が常時100人以上となる建設業の事業場には  D  を選任しなければならない。
  3. 事業者は、石綿等が使用されている建築物の解体等の作業に係る業務に労働者を就かせるときは、当該業務に関する衛生のための  E  を行わなければならない。

【選択欄】
安全衛生推進者、作業主任者、安全責任者、総括安全衛生管理者、主任技術者、特別の教育、管理講習、実技指導

解答 A:2、B:18、C:作業主任者、D:総括安全衛生管理者、E:特別の教育
・A,Bは「暗記すべき数値」、C,Eは「解答のルール」より解答を導き出せます。Dについては、常時100人以上と人数が多いので「安全衛生推進者」ではありませんので「安全責任者」「統括安全衛生管理者」二択に絞れますが…常時100人以上と「安全衛生推進者」より上位となると仰々しく「統括安全衛生管理者」を選択できるのではないでしょうか。

平成24年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められている数値を解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、手掘りにより、岩盤(崩壊又は岩石の落下の原因となるき裂がない岩盤を除く。)又は堅い粘土からなる地山の掘削の作業を行なう場合、掘削面の高さが  A  m未満のときは、掘削面のこう配を90 度以下とすることができる。
  2. 事業者は、架設通路については、こう配は、  B  度以下としなければならない。
    ただし、階段を設けたもの又は高さが2m未満で丈夫な手掛を設けたものはこの限りでな
    い。

〔設問2〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められている用語を選択欄から選び、解答欄に記入しなさい。

  1. 建設業を行う事業者は、常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場には、  C  を選任しなければならない。
  2.  事業者は、型枠支保工の組立て又は解体の作業を行う場合には、  D  を選任しなければならない。
  3. 事業者は、つり上げ荷重が1トン未満の移動式クレーンの玉掛けの業務などの危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための  E  を行なわなければならない。

【選択欄】
作業主任者、専門技術者、安全管理者、衛生管理者、安全衛生推進者、安全衛生講習、特別の教育、技能講習

解答 A:5、B:30、C:安全衛生推進者、D:作業主任者、E:特別の教育
・A,Bは「暗記すべき数値」、C,D,Eは「解答のルール」より解答を導き出せます。

平成23年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められている数値を解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、可燃性ガス及び酸素を用いて行なう金属の溶接、溶断の業務に使用するガスの容器の温度を  A  度以下に保たなければならない。
  2. 事業者は、架設通路を設置する場合、こう配が  B  度をこえるものには、踏さんその他の滑止めを設けなければならない。

〔設問2〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められている用語又は数値を選択欄から選び、解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、石綿若しくは石綿をその重量の0.1%を超えて含有する製剤その他の物を取り扱う作業(試験研究のため取り扱う作業を除く。)については、  C  を選任し、その者に作業に従事する労働者が石綿等の粉じんにより汚染され、又はこれらを吸入しないように、作業の方法を決定させ、労働者を指揮させなければならない。
  2. 事業者は、移動はしごについては、丈夫な構造とし、材料は著しい損傷、腐食等がなく、幅は  D  cm以上とし、すべり止め装置の取付けその他転位を防止するために必要な措置を講じなければ使用してはならない。
  3. 事業者は、作業床の高さが2m以上10m未満の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務に労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための  E  を行なわなければならない。

【選択欄】
主任技術者、作業主任者、安全管理者、20、30、45、技能講習、特別の教育、運転教習

解答 A:40、B:15、C:作業主任者、D:30、E:特別の教育
・A,B,Dは「暗記すべき数値」、C,Eは「解答のルール」より解答を導き出せます。

平成22年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められている数値を解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、作業所内で使用する脚立については、脚と水平面の角度を  A  度以下とし、かつ、折りたたみ式のものにあっては、脚と水平面の角度を確実に保つための金具等を備えたものとしなければならない。
  2. 事業者は、高さが  B   m以上の箇所で作業を行なう場合において、労働者に安全帯等を使用させるときは、安全帯等を安全に取り付けるための設備等を設けなければならない。

〔設問2〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる、「労働安全衛生法」上に定められている用語又は数値を選択欄から選び、解答欄に記入しなさい。

  1. 建設業を行う事業者は、常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場には、  C  を選任しなければならない。
  2. 事業者は、労働者をつり上げ荷重が1トン未満の移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務につかせるときは、  D  を行なわなければならない。
  3. 事業者は、手掘りにより、砂からなる地山の掘削の作業を行なうときは、掘削面のこう配を  E  度以下とし、又は掘削面の高さを5m未満としなければならない。

【選択欄】
安全衛生推進者、安全衛生責任者、安全管理者、安全教育、特別の教育、運転講習、35、45、60

解答 A:75、B:2、C:安全衛生推進者、D:特別の教育、E:35
・Aは、労働安全衛生規則第528条が改正されたのか『脚立の角度は75度以下』となっております。
・B,Eは「暗記すべき数値」、C,Dは「解答のルール」より解答を導き出せます。Aについては、お手上げですね。

平成21年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値を解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、手掘りにより、岩盤又は堅い粘土からなる地山の掘削作業を行うとき、掘削面の高さが  A  m未満のときは、掘削面のこう配を90度以下としなければならない。
  2. 事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素の濃度を  B  %以上に保つように換気しなければならない。

〔設問2〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値又は用語を選択欄から選び、解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、石綿若しくは石綿をその重量の0.1%を超えて含有する製剤その他の物を取り扱う作業(試験研究のため取り扱う作業を除く。)については、  C  を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなければならない。
  2. 事業者は、架設通路については、こう配は、  D  度以下としなければならない。ただし、階段を設けたもの又は高さが2m未満で丈夫な手掛を設けたものはこの限りでない。
  3. 事業者は、アーク溶接機を用いて行う金属の溶接、溶断等の業務に労働者をつかせるときは、当該業務に関する安全又は衛生のための  E  を行わなければならない。

【選択欄】
主任技術者、作業主任者、安全管理者、15、20、30、安全教育、特別の教育、技能講習

解答 A:5、B:18、C:作業主任者、D:30、E:特別の教育
・A,B,Dは「暗記すべき数値」、C,Eは「解答のルール」より解答を導き出せます。

平成20年度

【問題5】次の設問1及び設問2の答えを解答欄に記入しなさい。

〔設問1〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値を解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、足場(一側足場を除く。)における高さ2m以上の作業場所に設ける作業床で、墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、高さ  A  cm以上の手すり等を設けなければならない。
  2. 建設現場で使用する移動はしごは、著しい損傷、腐食等がない材料を使用した丈夫な構造で、その幅は  B  cm以上とし、すべり止め装置の取付けその他転位を防止するために必要な措置を講じなければならない。

〔設問2〕労働安全衛生に関する文中、     内に当てはまる「労働安全衛生法」上に定められている数値又は用語を選択欄から選び、解答欄に記入しなさい。

  1. 事業者は、つり上げ荷重が1トン未満のクレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛けの業務に労働者をつかせるときは、当該労働者に対し、当該業務に関する安全のための  C  を行わなければならない。
  2. 事業者は、屋内に設ける通路について、通路面から高さ  D  m以内に障害物を置いてはならない。
  3. 事業者は、型わく支保工の組立て又は解体の作業を行う場合には  E  を選任しなければならない。

【選択欄】
特別の教育、安全教育、技能講習、1.5、1.8、2、専門技術者、作業主任者、安全管理者

解答 A:85、B:30、C:特別の教育、D:1.8、E:作業主任者
・A,B,Dは「暗記すべき数値」、C,Eは「解答のルール」より解答を導き出せます。ちなみに「A」の問題ですが、平成21年6月1日に労働安全衛生規則(足場等関係)が改正され、足場の手すり高さが75cm → 85cmになっております。当時の過去問を見ると、当時の正解「75」と記載されているモノもあるので注意下さい。

と“労働安全衛生法”に関する過去問11回を見てみると、上記で説明した「暗記すべき数値」「解答のルール」によって解答することができる問題が多いと認識できると思います。

また数値以外の記述は、選択数が二択に絞られると思うので運次第で正解も可能となります。